名古屋駅前にて 
昭和五十二年創業

竜むら

「一客一趣」

今や世界的に評価されている日本料理。
しかし、なかなか気軽に本格的な和食を食べに行けるお店は少ないように思います。
「竜むら」は創業昭和52年。「一客一趣」のおもてなしを心がけ、名古屋で三代にわたり日本料理の基本を崩さず地元で継承してきたお店でございます。
当店では従来のトラディショナルな敷居の高い雰囲気ではなく、多くの方が日本料理の魅力をもっと身近に感じてもらえる店を目指しています。

「伝統」と「革新」

食材は愛知県という地場を生かし、三河の漁港で上がった新鮮な海の幸と、東海三県で収穫される旬の山の幸を中心に仕入れています。
長年の経験を積んだ板前が和食の基本を大切に、手間暇を惜しまない丁寧な仕込みで素材の良さを最大限に引き出します。
「伝統」と「革新」をテーマに定番料理はもちろん、新しい食材や調理法も取り入れ、流行ではない「竜むら」ならではの日本料理を表現していきます。

利き酒師の免許を持つ店長

料理ともう一つの楽しみといえば、お酒。
厳選した全国の日本酒や焼酎はもちろん、選りすぐりのワインもご用意しております。
銘柄に迷ったときは利き酒師の免許を持つ当店店長にお気軽にご相談下さい。
お席は、板前の包丁さばきをご覧になりながら、会話が楽しめるカウンター席をはじめ、気軽に少人数でお過ごしいただけるテーブル席、宴会など団体様でお使いいただけるお座敷、接待やお顔合わせ等の特別感が欲しい時の個室もご用意しております。
ご友人との集まりからビジネス、ご家族のお祝い・記念日など幅広くご利用いただけます。

現代的な和空間

暖簾をくぐると、ほっと柔らかな明かりが灯る店内。
現代的な和を意識した落ち着いた空間で、新鮮な旬の味覚に舌鼓を打つ至福のひとときをご提供出来ればと思います。
「竜むら」にお越しになるお客様にとってかけがえのない時となりますように・・・。

皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております。

竜むらの名物料理

創業当時「人気になる焼き魚料理」をと、創業者が料理長に依頼をし、身の柔らかい銀だらを採用することになります。そして味付けは「西京焼き」や「粕漬け」なども試していく中で最終的に「幽庵焼き」が最も銀だらに相性の良い味付けだという結論に達しました。

さらに通常の焼き魚の切り身は平べったく切る手法が多いですが、竜むらでは敢えてぶつ切りのように切り、身の厚みを出すことで銀だらの柔らかい食感をより楽しめるようにしました。身を厚くする分、美味しく焼くには火通しが難しいのですが、そこは熟練の職人の技術が必要で、家庭ではなかなか再現できません。

職人の技術

竜むらを代表する名物料理「銀だらの幽庵焼き」。
創業より40年以上変わらぬ味を守り続けています。
調味料はごくシンプルに銀だらの切り身に醤油・酒・味醂とほんの少しの柚子に数日間漬け込み、丁寧に焼いた料理になります。
しかし、あまりこの料理を提供している店にお目にかかることがありません。
焼き魚と言えばやはり「西京焼き」や「粕漬け」の方が知られているのでしょうか。「幽庵焼き」を提供しているのは恐らく名古屋では竜むらだけなのではと思います。

竜むらの伝統とこだわり

箸でつまむだけで簡単にほろっとほどけてしまう柔らかさ。
それを口に運べば芳醇な薫りが広がり、思わず至福のため息が出てしまうほど。
「西京焼き」や「粕漬け」の調理方法が多い中、竜むらの先人達は、「幽庵焼き」にこだわり、現在も「銀だら幽庵焼き」としてご提供し続けています。

「銀だら幽庵焼き」

そんな伝統とこだわりが詰まった竜むらでしか食べられない「銀だら幽庵焼き」。

是非一度、お店で焼きたてを熱々の御飯と共にご賞味下さい。